2012/03/17

[Race] 神戸六甲縦走トレイルラン

私にとって記念すべきトレラン初戦は、
天気予報を覆すことができず、雨の大会となりました。

結果・・・完走。

レース中、写真を撮る余裕などなかったので、
残念ながら写真はありませんが、
今回のレースを振り返ってみたいと思います。

スタート地点である須磨浦公園に着いた時、かなりの雨が降っていた。

受付を済ませ、ゼッケンと記念Tシャツ、ICタグ、ビニール袋を貰う。
「着替えはテントで」とあったが、テントは狭く(仕方ないですが)、雨により床が浸水してる部分もあった。そそくさと着替えを済ませ、荷物を預ける。

スタートまで1時間ほどあり、レインウェアを着ているとはいえ、雨に晒されながら待機するのもどうかと思ったので、トイレの軒先でストレッチをしながら出発を迎えることにした。

8:30 レーススタート。
本大会はウェーブスタートとなっており、8:30から女子がスタート、その後3分毎に50番ずつスタートを切る。
私は8:36にスタートを切った。

スタートすると、まず鉢伏山への登りとなる。
気が付いたら8:36組の先頭を歩いていた。(歩くの速いのかなぁ?)


鉢伏山を過ぎると、いよいよトレイルランニングの開始となる。
前日の作戦構築の際に、「摩耶山から本気出す」をテーマに設定してたはずだったが、
皆軽快に走っている姿を見ると、やはり自分も走りたくなって、気が付いたら走っていた。

須磨アルプスで大渋滞したが、序盤はかなり軽快に進んだ。既に想定外である。
雨により、無駄にテンションが高まっていたのかもしれない。

登りは基本的に歩き、それ以外はジョギングペースで刻む感じで、
難なく第一チェックポイントの鵯越に到着した。(スタートしてから2時間10分)


鵯越を過ぎると、いよいよ六甲縦走における難所、菊水山である。
試走時よりペースを上げているので、かなりきつかったが、
無心で前の人のトレースをして乗り切った。試走しといて本当によかった。

菊水山のピークを過ぎ、次は鍋蓋山へ向かう。
鍋蓋山は試走時より長く登ったような気がした。
どうやら疲れが出始めているようだ。


鍋蓋山のピークで休憩。power barを一切れ摂取。
少し元気を取り戻して、第2のチェックポイント市ガ原へ。(スタートしてから4時間)

エイドでパンを頂き、歩を進めることにした。
次はいよいよ最大の難敵摩耶山である。
「これを乗り越えたらゴールまで行ける」と意識して稲妻坂・天狗道を進んだ。

何度もアップダウンを繰り返して「もうやだ」と泣こうかと思った頃に摩耶山に到着。
霧で視界まったくなし。
とりあえず摩耶山を登りきって一安心。
エイドに置いてあったハッピーターンとマシュマロが沁みた。

この時点で関門時間に1時間ちょっとくらいの余裕があった。
前半の貯金のおかげである。
しかし、試走時摩耶山から六甲最高峰まで3時間掛かってしまっていたので、
ここからペースを上げなければならないと感じていた。

アゴニー坂を過ぎると、しばらく道路を進むことになる。
膝への負荷が少々不安ではあったが、ジョグペースで走ることにした。


しばらくして、再びトレイルコースに入り、しんどい登りがあり、登るペースは既に試走時とは比べ物にならないほど遅くなってしまった。
しかし、登り以外は走ることを心がけた。

記念碑台を越え、ここから六甲最高峰までが実に長い。
道路を縫うようにトレイルを繰り返す。
天気は雲の中で視界が本当に悪かった。
そして、栄養補給は頻繁に心がけていたが、最高峰の手前でいよいよ限界に。
ここで10人くらいに抜かされてしまった。しかし、後をついていけない。

幸いにも、最高峰(最終チェックポイント)まで本当に僅かな距離だった。
山頂で5分ほど休憩することにした。(スタートしてから7時間)
ここまでくれば、あとは下り。


意外にも下りの脚が残っていたようだ。
快調に飛ばすことが出来、最高峰から20分ほどでゴールに到着。
久々にゴールテープを切らせて貰い、気持ちよかった。

タイム:7時間22分

ゴール時はちょっとだけ太陽が出ていて、
本大会の良い締めくくりに見えた。

そして、7時間台でゴールできたことに結構びっくりした。
タイム的にはかなり満足できる結果となった。


非常に疲れましたが、やはりトレイルランニングは楽しいです。
今後も様々な大会に出場してみようと思います。(精進しないとね・・・)