3/17(土)にアクトレップ主催による六甲縦走トレイルラン2012が開催されます。
第一回早春の神戸六甲縦走トレイルラン
http://www.actrep.com/article.php/20111124111502295
実は私もポチっと興味本位でエントリーしてしまっているのですが・・・
トレイルラン初心者で、しかも初見の山を走るなんて・・・
これではまずいと、相当な危機感を抱いたため、
下見をしておこう!というテーマの元、六甲全山を縦走してみることにしました。
まず、六甲山についてご説明します。
六甲山(ろっこうさん)
兵庫県南東部、神戸市の西から北にかけて位置する山塊のこと。日本三百名山。
一般に六甲山は大小の山を含む六甲山系全域を指し、最高峰は特に六甲最高峰と呼ばれている。(wikipediaより)
そして六甲縦走とは、西端の須磨浦公園を起点として東端の宝塚までのルートを指します。
神戸市が主催する六甲全山縦走大会によるとコース距離は56kmに及びます。
ちなみに公称「56km」なのですが、近年ルートの変更?(すべてのピークを通過しないなど)のためか、45kmという説が有力のようです。
私がGPS計測した結果も44.79kmでした。
とまぁ距離談義はこの辺にしておきまして、とりあえず大体この距離を8〜9時間で走りきらないといけない・・・というのが今回の大会の要点となっています。(※大会では六甲最高峰からルートが変わって有馬温泉の方へ抜けるようですね)
距離で既に引き気味の私ですが、高低差はどうなんじゃい!ってことで、
今回の試走に挑んだわけです。
それによって大会をDNSするか真剣に考えていました。
7:30 山陽電鉄 須磨浦公園駅
さわやかな挨拶をする青年に出会い、六甲山の第一印象がものすごく良くなる。
案内看板がないと不安になるレベルです。
山頂は高取神社になっています。
なお、六甲縦走時は山頂を通りません。
ここで、
「難関は菊水、鍋蓋、摩耶だなぁ。それを越えればなんとか行けるんちゃうか」
というヒントを頂き、何となく覚悟ができたのは良かったです。
摩耶山>>菊水山>鍋蓋山
こんな実感でした。デートスポットの癖にえげつない摩耶山。摩耶ちゃんドS。
ここから次の六甲最高峰へ向かうのですが、
実はここから結構長いのです。
高低差はあまりなのですが、結構歩くので気合い入れた方がいいですね。
持ってきたレインウェアを着ました。
雪降ってきました。
そして、体力に限界が・・・
実は朝おにぎり一つ食べて、
バッグには菓子パン1個しか持ってきてなかったんですね。
さすがに無謀すぎました。猛反省です。
店内が独特の雰囲気だったのが印象的でした。
また食べに来よう。
山頂には私以外だれも居ませんでした。寂しい。。
さて、六甲最高峰を通過すれば、あとは宝塚まで15kmほど下るのみ。
ですが、この時点で17時になってしまいました。
ヘッドライトは持ってきてなかったので、
日没がシビアな問題として浮上してきました。
真っ暗になってしまうと、迷子になるかもしれないし、何より危険です。
ちなみに私はここまで登りも下りもずっと歩いてきました。
理由は、ルートの下見ということが第一の目的であったというのが一つ。
二つ目はとりあえず歩けば何とか宝塚まで辿り着けるだろうという自信があったからです。
下るための脚力は残っていました。
というわけで・・・
夜景に感動できるのも、無事山から下りてこれたからこそ。
以上が縦走の過程です。トータルタイム11時間15分でした。