2013/09/11

[Race]9/1 第1回外秩父トレイルラン44

外秩父トレイルラン44に参加してきた。
猛暑から始まり、豪雨で終わるハードコアなレース。



 結果・・・8時間2分で完走


コースは寄居駅前をスタートして、外秩父の15の峠を越えて越生町役場がゴールという、 細かいアップダウンが連続する44.2kmのレイアウト。

ちなみに累積標高差は2473mD+で、どうやらUTMFのポイント対象(1P)となるそうだ。 
トレイル比率は59%でロードを走らされる区間が多いが、トレイルは割とふかふかしていて走りやすい。
そして、トータルで見るとロード区間の頑張り次第で大きくタイムが縮められそうなコースだった。


今回は第1回大会ということで、ほとんど情報を持たないままスタート地点へ。
それにしても暑い。午前8時の時点で39℃とか、これ走っちゃいけないレベルなんじゃないの?という警戒水準の中でスタートを切った。

容赦ない陽射しが照りつける上、風もあんまりないし、日陰も少ない。 エイドで提供される飲料もぬるいし、かぶり水もない。
こんなんじゃ44キロも走ってられんわ!・・・と13k地点あたりで既に心がポキッと折れる。

よし。第一関門の定峰峠(21.8k)まで行けば、下山してバスに乗れるから、そこでリタイアしよう。
そもそも自分の目標は再来週の信越五岳の完走なのだから、ここで無理して燃え尽きるわけにはいかないからな。

そんな感じでもう完全に試合放棄モードで定峰峠に到着。
すると、なんと"かき氷"があるではないか。そして、かぶり水もあるし、コーラも冷たいときた。
リタイアする気満々だったのだが、一旦腰を下ろしてかき氷を食べたら、なんだかモチベーションが復活してきた。
2回ほど頭に水を掛けてもらって、気合を入れなおし定峰峠を出発する。

 暑さも和らいできたことも味方して、いままでヘロヘロと情けない走りをしていた分を取り戻しにかかる。
なんだか尻上がりにリズムが良くなってきて、先行するランナーをスルスルと追い抜いていく。
しかし、最終エイド手前(39kあたり)で今度は雷雨に見舞われ、そこからが大変だった。

ものすごい雨で、上を向くことができない。
トレイルに川が流れ、土がズルズルと滑る状態。手を使いながら、這いつくばるように急登を慎重に登る。

幸いにも、自分がゴールする頃には一旦雨が止んでくれて、清々しくゴールゲートをくぐることができた。


外秩父トレイルラン44。「あれ?これ完走無理じゃね。」って久しぶりに思ったストイックな大会でした。
そちら志向の方にはおすすめしますが、私はもうお腹いっぱいです(笑)