2013/09/29

9/22-23 五竜岳・唐松岳ハイク Day.2

Day.1のつづき。

翌朝テントから出ると、眼下に雲海が広がっていた。
今日目指す唐松岳もくっきり見える。

5時に五竜山荘出発予定としていたが、五竜山荘近くの小高い山で日の出を見届けることにした。
秋の風に晒されながら待つのは、さすがに寒かったが、太陽が昇ってくると元気が湧いてくる。
今日も楽しく歩けそうだ。

稜線上で視線を左へ向けると剱岳がこんにちは。
パッと見ただけでそれとわかるかっこいいフォルム。
今年行くことは叶わなかったが、来年行きたいな。

唐松岳に近づくにつれてクサリ場が増えてきてやや注意が必要だった。

一山、二山と越えて唐松頂上山荘に到着。
すると奥に圧倒的な存在感を放つ白馬三山が見えてきて、一同テンション上がりっぱなし。


こちらの小屋も昨晩は大混雑だったのだろう。
とりあえずコーラで一服しようとしたら、売り切れ・・・
泣く泣くそのまま唐松岳山頂を目指すことに。
山頂までは20分ほどの登り。

唐松岳山頂からは、北に白馬三山、南に五竜岳、西に立山連峰(ちょっとガスってきてしまったが)、東には果てしなく雲海が広がっていた。
いつまでもボーっと眺めていたいほど、360°素晴らしい景色だ。


しかし、延々と山頂に留まっているわけにもいかないので、一泊二日の"不完全燃焼"感を拭えぬまま、下山の途につく。

八方尾根はゆるやかで歩きやすい。
ところどころ白馬三山を見渡せるポイントがあるので、名残惜しく何度も何度も目に焼き付けておいた。

本来ならば白馬三山をくっきりと映す八方池の水面も今日はあいにくのガスの中。
全力の八方池も拝んでみたいものだと、先へ進む。

八方池からは、観光地らしい整備された木道の道が続く。
土の上を歩きたいのに、とブーブー言いながらリフト駅に到着。
とりあえずソフトクリームにありついた。

そのままリフト・ゴンドラを乗り継いで、山麓の白馬八方へ下山し、今回の山行はおしまい。

帰りは新宿まで高速バスだったが、案の定渋滞に巻き込まれ6時間掛かり、非常に疲れた。
長野までバスで行って、長野から新幹線という選択肢もアリだったかもしれないな、と疲れた頭で反省しながら帰路についた。