2013/08/20

8/11-13 白峰三山・塩見岳ハイク Day.3

Day.2の続き。



午前3時にアラームをセットしていたのだが、1時間早く目が覚めた。寒い。。。
下山後の着替えを除いて、持ってきた衣類すべてを着込んでいたが、それでも寒かった。 まぁ7時間ほどグッスリ眠れたので、睡眠不足は解消されたはず。 
コーヒーでも作って身体を温めようと、アルコールストーブに火を点けた。沁みる。


 3日目:熊ノ平小屋-塩見岳-三伏峠小屋-鳥倉


 午前4時、予定通り熊ノ平小屋を出発。
前述の通り、14時25分のバスに乗らないともう一泊することになるため、標準コースタイム12時間のところを10時間に詰めて歩く必要がある。
まぁ休憩を極力詰めてサクサク歩けば大丈夫だろうという気はしていたけれど。

 樹林帯の静かなトレイルを抜けると、正面に豪快な塩見岳を構える北荒川岳に到着。
昨日はあんなに遠くに見えていた塩見岳が眼前に広がっていてテンションがだだ上がり。 塩見岳へ伸びる稜線がヤバすぎる!
 周りを見渡せば360°の絶景。 塩見岳山頂からの景色に期待が高まる。

山頂までは結構な急登を経る。


 塩見岳山頂に到着したのは8時頃だった。 当初の予定より1時間早く、標準コースタイム比で2時間短縮してきた。これでもうバスの心配はいらないね、と一安心。
山頂からは、今まで歩いてきた仙塩尾根と、その先には南アルプス北部の山々、そして雲上の富士山が一望できた。もう最高です。


 このままずっと山頂で佇んでいたいところだが、バスの時間もあるので先へ進む。
塩見岳を過ぎてしまえば、あとはだんだんと高度を下げていき、三伏峠小屋を経て、ゴール地点の鳥倉を目指すのみ。

 三伏峠小屋には10時半くらいに到着。
鳥倉バス停には何もないということなので、往復30分ほどの水場へ。ここの水場も熊ノ平小屋と同様に水量があって最高に気持ち良い。 頭から水を被ったり、着ていたシャツをビショビショに濡らしたりして、リフレッシュ。

11時過ぎに三伏峠小屋を後にする。 ちょっとバスの時刻には早いけど、先に鳥倉まで下りてマッタリ過ごすことにした。 
三伏峠小屋から鳥倉までのトレイルもかなり歩きやすかった。
標準コースタイムは2時間とのことだが、走れるトレイルなので、駆け下れば1時間掛からないだろうと思います。

こうして、12時半前に鳥倉バス停に到着。3日間の行程を無事完遂することができた。
 


ちなみに、手元のAmbitによると、累積標高は4,100mD+ / 3,900mD-くらい。(※距離はバグりまくりで参考にならなかったが、だいたい35kmくらいとの噂。)

1日目(広河原-北岳山荘-北岳-北岳山荘): 1,821mD+ / 521mD-
2日目(北岳山荘-農鳥岳-熊ノ平小屋): 1,053mD+ / 1,355mD-
3日目(熊ノ平小屋-三伏峠小屋-水場-三伏峠小屋-鳥倉): 1,233mD+ / 2,006mD-

しかし、ここから家に帰るのが長い。 鳥倉からJR伊那大島駅まで2時間。そこから飯田線、スーパーあずさを乗り継いで、5時間半掛けて地元駅へ・・・
※松川ICから高速バスで新宿/横浜まで、という選択肢もあったが、お盆休みで高速道路の状況が不明瞭だった為、確実性を重視して電車で帰りました。


おしまい。