2013/08/04

8/3 燕岳ハイク

初めての北アルプスは絶景の燕岳へ。
金曜日の仕事が終わって、車で移動。
中房温泉へ着いたのはAM3時。120台停められる駐車場はすでに満車状態であった。
日帰りだから・・・ということで、一箇所だけ空いてた所にやや無理矢理停めさせてもらった。

1時間半ほど車内で仮眠し、5時過ぎに他の車で来ていた仲間と中房温泉の登山口で合流した。
S社の電波が通じず、集合場所を伝えられずにいたのだが、みんな集まってくれて良かった(笑)


今回のハイキングは総勢11名と大所帯。
久しぶりの登山という人も居て、中には登山デビューの小学生のお子さんも居る。燕岳でデビューするとか、なんたる贅沢・・・!

そんな感じで、どうなることかと思っていたが、当日は天気に恵まれ最高の登山日和。
「防寒着と雨具は忘れないで!」と事前にしつこいくらいに注意喚起していたのだが、幸いにも彼らの出番は無かった。


合戦尾根は噂通り歩きやすいが淡々と登らされる区間で、黙々と高度を稼いでいく。
合戦小屋を過ぎたあたりで、いつの間にか雲を突き抜けたようだ。
下山してくるハイカーに「もう少しで絶景が待ってますよ」と話しかけられ、心なしか皆笑顔に見える。こりゃ相当に期待できるな、とワクワクが止まらない。


そして、ついに表銀座の稜線に立った時、発狂したかのように歓声が上がった。
燕岳は、本当に美しい山であった。

槍ヶ岳まで延びる表銀座にウットリしながら、絶景を目に焼き付け、思いを馳せる。
次回は絶対表銀座を駆け抜けよう。

いつまでもボーッと山を眺めていたいところだが、今日は日帰り。
早々に昼飯のチキンラーメンを食べて下山することに。
(ちなみにアルコールストーブのデビュー戦でもありましたw)

下山は私がいつも通りハイペースで引っ張っていたら、そのペースを覚えた小学生Kくんが段々と身軽な身体で跳ぶように下り始め、最終的には彼にペースを握られるという事態に発展。
「登るのはしんどかったけど、下りは楽しかった」とKくん談。おそるべし。