2013/08/14

8/11-13 白峰三山・塩見岳ハイク Day.1

南アルプスの北岳・間ノ岳・農鳥岳・塩見岳を縦走してきた。


今回の山行は、3日間かけて広河原から鳥倉まで縦走するルートを設定した。
北岳・間ノ岳・農鳥岳・塩見岳と、日本百名山を3つ・二百名山を1つ踏破する欲張りなコース(笑)


1日目:広河原-北岳山荘-北岳-北岳山荘(泊)


厳密に言うと、実は"0日目"が存在していて、終電でJR富士駅から車で拾ってもらい、奈良田駐車場にて車中泊している。
そして1日目は、けたたましい犬の遠吠えで始まり、始発のバスで広河原へ向かった。
始発のバスは臨時便対応となり、我々が広河原に到着したのは予定より1時間遅れだった。


今年の南アルプスは大手山岳雑誌が南アルプス特集を組んだりして、登山者も増えているらしい。
そこで心配なのはテント場のキャパシティだ。
満員による強制小屋泊は心にも財布にも負担が掛かるので、出来れば避けたいところ。
1日目のテント泊予定地である北岳山荘の定員は80張ほど。
周りのテント装備の人達は皆ライバルになるかもしれん・・・と、そそくさと広河原を出発する。
広河原の吊り橋から北岳が見える。今日はあんなとこまで登るのか・・・と。

まだ午前8時を過ぎたばかりなのに、既に暑い。
それでもって、とんでもなく急登が続く。こりゃ大変だなー

なお、最短距離で北岳を進む予定だったが、ルートを間違えてしまい、いつの間にか白根御池小屋へ向かっていた。まぁこれだけ暑いから、小屋で補給したほうが賢明だったかも、とさらに1時間ほどタイムロスしてしまったことの言い訳をする。
ちなみに白根御池小屋の南アルプスの天然水(飲み放題)は最高においしかった。


大樺沢二俣からは左俣コースを進む。北岳山頂がとんでもなく遠く感じる。
この急登はシンドイ。。。時折吹く、雪渓の冷気を含んだ風がなければ心が折れる。

北岳の人気を象徴するかのように、ずっと人の流れが続いている。
テント場大丈夫だろうかとますます不安が募る。

急登・木階段を越え、八本歯のコルを過ぎると、ようやく北岳山荘が見えてきた。
ようやくテント場は問題なく張れそうということがわかったので一安心。
とりあえず、一旦テントを張ってから手ぶらで北岳山頂にアタックすることにした。

北岳山荘にてテント受付をしてテントを張る。
周りの開けた、なかなか良い立地に設置することができた。
写真の通り、今回はHubbaHubbaHPシェルターVer.で挑戦。

荷物をテント内に置いて、北岳山頂をハントしに行く。
往復で2時間ほどの道のり。

北岳山頂到着。日本で二番目に高い山。

鳳凰三山がバッチリ見えた。

既にお疲れ気味なので、早々に北岳山荘へ帰還。。。
テントで飯食べよう。

テントの中で、空がピンク色に染まるのを眺めながらボーッとする時間。
この時間が最高に幸せですね。

こうして空は暗くなっていき、1日目は平穏に幕を閉じ・・・なかった(笑)
この後、未体験ゾーンに突入するとはつゆ知らず、ウトウトと眠りにつく自分であった。。。


Day.2へつづく