8/17(2日目)
[行程]
6:00 赤石小屋→8:00 赤石岳分岐→8:20 赤石岳→9:10 小赤石岳→10:00 大聖寺平→10:40荒川小屋
距離:7.91km
累積標高:860m
AM4:30 起床。
テンション高かったせいか、あんまり寝れませんでした。。
どうも地面が平らではなく、頭の方が下がってたような・・・完全に失敗orz
テントを出ると、赤石岳が紅く染まっていました。
テントを仕舞い、赤石岳を目指します。
赤石小屋を出て、しばらく行くと、今回の山行で最初の見晴らし場が!
見事な富士山が見えました。2日目にしてようやく視界が開けた(笑)
その後、なかなかタフな道を進みます。
朝露を吸ったテントのせいか、昨日よりザックの重量を感じて、急登でヒィヒィ言ってました。
8時 赤石岳分岐。ザックをデポして、赤石岳へ。
赤石岳山頂に着いたころには、雲に覆われてしまいました・・・
なかなか南アルプスは飴ちゃんをくれません。。。(ガックリ)
分岐に戻り、荒川小屋へ向かいます。
ここからの稜線歩きが素晴らしいと噂だったのですが、視界ゼロでよくわかりません(泣)
そして、ライチョウが闊歩している始末。
早くも天気が不安に・・・
おや・・・?
何やらゼッケンナンバーを付けたアスリートとすれ違いましたよ。
そうです、この方はTJAR(Trans Japan Alps Race=日本海から太平洋へ日本アルプスを縦断する尋常ではないレース)のランナーだったんです。
事前に大会のことは知っていたので、素直に『頑張ってください!』と第一声を掛けることができました。
※この後も4,5人のランナーとすれ違いましたが、皆さん無事にゴールへ辿り着いたそうです。本当にすごい。
しばらく進むと、悪沢岳が・・・完全に雲に覆われていました。
予定では、2日目は悪沢岳を越えて千枚小屋まで行くことを考えていたのですが、明らかに景色の臨めない悪沢岳に突撃する必要があるのかと。
一方で、この日悪沢岳を諦めて荒川小屋に泊まったとしても、明日天気がさらに悪化しているのだとしたら、少しでも進んだ方がいいのではないかと。
3日目の14時の椹島発最終バスに乗らなければいけないので、チームで真面目にディスカッション開始。
ディスカッションの末・・・
3日目の天候が回復することを信じて荒川小屋でストップすることにしました。
11時にして、本日の行動終了。(笑)
結果論ですが、この判断は大正解でした。
昼過ぎた頃には荒川小屋も雨が降り出し、夕方には雷を伴う凄い夕立でした。
TJARのランナーやNHKの取材班も一時避難してきたりして、荒川小屋は大盛り上がり。
※ランナーの方は「大丈夫ですよね・・・?」と言い残し大雨の中、出発していきましたが・・・
そんなこんなで我々は昼間からビールや焼酎を嗜みつつ、ダラダラと夕飯まで過ごし、おいしいカレーをいただき(おかわり自由!素晴らしい!)、快適な睡眠を摂らせていただきました。
山小屋って富士山しか泊まったことないので、「こんな広々と快適に寝ちゃっていいの?」ってくらい満足度が高かったです。
そして、ついに最終日を迎えます。
つづく