2014/09/17

9/11-14 裏銀座ハイク Day.2

Day.1の続き。



Day.2 横尾-双六小屋

//参考DATA//
距離:18km程度
累積標高:1800mD+程度

<通過タイム>
槍沢ロッヂ 1:00
槍沢キャンプ地 1:20
殺生ヒュッテ分岐 4:10
槍ヶ岳山荘 4:50
槍ヶ岳 5:40
槍ヶ岳山荘 6:10
樅沢岳 9:00
双六小屋 9:20

1日目の夜は結局寒さと闘っていて、あんまり眠れなかった。
標高1600mなのに全衣類を投入してしまう状況では2日目の双六だと凍死しちゃう!!・・・という妙な意地の為に、やや薄着で寝たのが仇となった模様。(素直に服着ろよ、って話ですけど)

懸念材料だった頭痛は治まってくれて一安心。。。

アラームは4時にセットしていたけれど、ひたすら目を閉じ続けていただけなので、アラームが鳴る前に解除して、5時スタートに向けてテント撤収作業を開始した。
2日目の行程はコースタイムで11時間40分。サクサクと歩きたいところ。

1日目に引き続き、ひたすら梓川沿いを歩いていると、チラッと槍の穂先が・・・
随分遠くに見える。。。
(これ以降、しばらく槍は見えなくなります)

スタートして1時間20分ほどで、槍沢キャンプ地。
景観は素晴らしいけれど、寒そうだし、横尾の方がまったり出来そうだし、結果的に良い判断をしたな、と自分を励ましつつ槍ヶ岳を目指す。

途中、雪渓を通る場所があるが、朝方はカチンコチンに凍っているので無理せず右側に巻いて登るのが無難だと思う。

高度を上げていく内に、段々と太陽も昇り始め、陽射しも強くなってきた。
雲1つ無い登山日和で絶景への期待も高まらずにはいられない。
空の青と山とのコントラストが非常に綺麗である。

槍はまだかまだかと焦りの色が見え始める頃、ようやく穂先が出現。
そして、見えてからがこれまた長い。。。

しかし、だんだんと迫力を増す槍ヶ岳。
早く登りたい衝動に駆られて、殺生ヒュッテには寄らず、まっすぐ山頂直下の槍ヶ岳山荘へ。

ザックをデポして、いよいよ山頂を目指す。

連休になると、渋滞になってしまうところだが、平日なのでガラガラです。

結構な岩登り。(これ渋滞で並ぶのはイヤだわw)
そして垂直に近いハシゴを登り切るとそこが山頂。

槍ヶ岳登頂。
360°の絶景。すごい・・・。

山頂から見た穂高連峰。いつか歩く機会もあるでしょう。ギザギザ感がすごい。

山頂に居た方々で写真を満足するまで撮り合って、槍ヶ岳山荘に戻る。
とりあえずラーメンをいただく。ウマっ。

補給が済んだところで、早々に山荘を出発。
西鎌尾根を下って、本日の目的地である双六小屋を目指す。

昼過ぎると雲が出始める。。。

と、思いきや時折視界が開けて絶景が広がったり。気持ち良い稜線歩き。
ついつい吠えたくなります(笑)

そんなこんなであっという間に双六小屋まであとちょっと。
正面の双六岳と手前の樅沢岳の鞍部に小屋がある。

テント場は池のほとりにあり、キャパは公称60張とのことだが、もっと張れそうな感じがする。
ちょっと地面が斜めだが、隅っこを確保できた。
風が怖いので、柱と金網にガッチリと張り綱を固定して一安心。


あとは寒さ対策だが・・・
もはや出来ることは持ってきた衣類を全て着込むしかないので、覚悟を決めて寝るだけ(笑)


まぁ目を閉じてるだけでも睡眠の効果はあるらしいしなぁ、とか考えながら夜が更けていった。


Day.3へ続く