2013/07/19

7/15 富士山(御殿場ルート)

前回のリベンジ。



 7/12よりマイカー規制が実施され、須走口五合目へ乗り入れることができなくなったため、今回は規制の掛かっていない&最もコースタイムの長い御殿場ルートで。

 富士宮口新五合目(標高2400m)、吉田口スバルライン五合目(同2305m)、須走口五合目(同2000m)に比べて、御殿場口新五合目の標高は1440m。
さらに山小屋は七合目(3050m)の日の出館まで無し。。。という健脚向けルートなので、登山者の少なさは他を寄せ付けない。
一方で、下山ルートとしては最強の"大砂走り"を擁しているので、人気がある。
 参考までに、登山目安は登り7時間30分・下り3時間とのこと。 

二年前富士登山した際には、この御殿場ルートを利用して下山したのだが、「こんなとこ登るとか、ありえんな!」という感想を抱いたことを憶えている。
 まさか二年後に御殿場ルートを登ることになることになるだなんて。。。orz


 午前7時に新五合目駐車場を出発。天気は良好で山頂までハッキリ見えた。
 風も穏やかなので、今日は半袖で大丈夫そうだ。 

タイムリミットは13時までに駐車場へ戻ってくることと設定したので、往復6時間以内で戻ってくる必要がある。
 あくまで高度順応が目的なので、山頂まで行く必要はないのだが、せっかくなら山頂まで登りたい! 気合を入れてスタートした。

 御殿場ルートはとにかく景色の変化が少ない。 ちょっとずつ近づいてくる富士山頂と睨めっこしながら、ひたすら砂礫の登山道を進む。
登山者は少ないので、マイペースにガシガシと歩を進めていく。

 ちなみに10分ごとに高度を100m稼ぐことを目安に歩いた。 そうすると、1時間に600m、4時間で2400m稼げるので登頂が現実味を帯びてくるという算段である。 
結果、八合目を過ぎたあたりから、だんだんペースが落ち始め、下山者に励まされる展開となったが、無事4時間で山頂に到着することができた。



 山頂でおにぎりを食べたり、お守りを買ったりして、下山開始。 途中、宝永山へ寄り道しつつ、大砂走りをかっとばして、山頂から1時間ちょっとで新五合目の大石茶屋へ到着。

 次はいよいよ富士登山競走本番。
山頂まで行ける可能性は極めて低いと思っているので、その前に山頂の空気(気圧?)に触れることができて良かったかな。。。