2015/07/25

[Race]2015/7/24 富士登山競走(五合目)



去年、一昨年と八合目関門で引っ掛かりDNFとなっている富士登山競走。
ここまで来たら意地でも完走せねば!

・・・という思いを一旦内に秘めて、今年は五合目コースにエントリーしました。笑

結果 2時間00分14秒
<通過タイム>
スタート 0:00:08
富士浅間神社 0:12:45
中ノ茶屋 0:37:25
馬返し 1:03:53
三合目 1:26:26
ゴール 2:00:14

やはり、富士登山競走攻略のカギは馬返しまでにある。馬返し到着が遅くなればなるほど渋滞に嵌り、以後の山岳区間が非常に苦しくなる。残念ながら現時点では私には山岳区間でリカバリーできる力を持ち合わせていない。
だからといって、馬返しまで突っ込みすぎてもダメで、残りの山岳区間で地獄を見るのは明白。
そんなわけで、「馬返しまで余力を残し、且つ"それなりのタイム"で通過すること」というのが自分の中で導き出した攻略法である、というのが今の持論です。(何当たり前のことを言っているんだ!と思われるかもしれないが、答えは至ってシンプルだったりするのはよくある話じゃないすかw)

そういった思いもあって、今年は一旦ロード区間に焦点を当てて、且つ"B"ゼッケンを獲得すべく五合目コースを走り、来年満を持して山頂コースに再挑戦する計画を立てた、という次第。


さて、本題である今回の五合目コースについてだが、結果的に設定タイムとしていた2時間10分切りを大きく上回る2時間フラットでゴールすることができた。

ゆる〜い雰囲気の中、スタート位置はDブロックの4,5列目くらいを確保。スタートまでに要した時間は8秒。すでに昨年より1分近くアドバンテージ貰ってる(笑)
スタート直後のフラット区間ではほぼ混雑無しなので、マイペースに走れる。そして最初の1kmLAPが4分切ってて流石に焦る。鳥居あたりで早くも「これヤバいんじゃないか」と思いながらもペースを抑えきれずに一杯一杯気味。
一旦落ち着こうと思い、いつもならスルーしている浅間神社の給水ポイントで水を被る。
ここまでのオーバーペース気味だった走りの代償か、既に脚が重く、先が思いやられる。
当初の計画では中ノ茶屋からペースアップのつもりだったのに、どうしてこうなってしまったのか・・・と反省しながら辛抱の時間がひたすら続く。

ようやく中ノ茶屋に到着したが、37分台と異様に早い。もうこうなったら我慢比べだ、と意を決して馬返しを目指す。
馬返し手前で流石にしんどくなって、歩きを交える羽目に。

"でもちょっと待って欲しい。バカの一つ覚えで馬返しまで走り切らないと駄目ということは変な話ではないだろうか。苦しい時に追い込みすぎたら寿命縮まるよ?歩いた方が良い結果へ向かうんじゃないだろうか"

などと頭の中で言い訳をしながら、歩いたり走ったりしながら馬返し到着。1時間3分。
この先淡々と登れば2時間10分は切れそうだな・・・と皮算用し、いつもなら隙あらば順位を上げるところだが、淡々と前のランナーに付いていく。
途中ふくらはぎが攣りそうになったりしたが、なんとか登り続けてあっという間にゴールが見えてきた。

「もういいや〜」と心の弱さが露呈し追い込み切れず、2時間切りはならなかったものの、無事ゴール。
それにしても、淡々と前に付いていっただけで馬返し〜五合目区間は56分台。昨年は同区間1時間3分掛かっている(しかも余力は去年の方があったと思う・・・)ところを見ると、渋滞の影響の大きさを物語っている。結構シビアな問題だ・・・
この事実を確認できただけでも五合目コースに出た甲斐があったかな(笑)

というわけで、山頂挑戦権(※自分で課した設定です)を無事ゲットし、満を持して山頂へ再挑戦します。
I'LL BE BACK!!

◆装備
<ウェア>
Arc'teryx ActiniumSL
Finetrack FloodrushSkinmesh
Patagonia StriderPro
Arc'teryx NeutroVisor

<足元>
Asics Tartherzeal3
R×L 5fingerssocks

<補給>
塩熱サプリ×2 (スタート前、三合目手前で1粒ずつ摂取)

◆心拍モニタリング
心拍は平均170、最大176。安定はしてたみたい。(この心拍で山頂コースで突っ込む勇気は無いですけど・・・)