2011/11/04

湘南国際マラソンに参加してきました①

11/3(祝)、第6回湘南国際マラソンに参加してきましたのでご報告します。
http://www.shonan-kokusai.jp/6th/




【準備】
当日の天気予報によると、最高気温は22℃。
マラソンをするにはちと暑い気候で、太陽が照りつけると脱水症状が懸念されるレベルの、少し厳しいコンディションだったと思います。

レース前に作戦というか、

●給水ポイントでは必ずゲータレードを摂取する
●塩飴があったら舐める(塩分補給)
●バナナがあったら食べる(カリウム補給)
●30km~がマラソン。序盤はペースを抑える

といった約束事を決めて、準備を整えました。

特に、私にとって刻むペースは最重要事項でした。
マラソンデビュー戦ということもありましたし、とにかく完走したかったからです。
湘南国際マラソンの制限時間は6時間と、やや時間が厳しいレースです。
閉鎖時間との勝負になるだろうな、、、というのは容易に想像できていました。



【スタート前】
9時スタート。。。といっても9時ちょうどに一斉にスタートできるわけではなく、
私のような下民は最後方からのスタートとなるため、しばらく待機となります。
参考までに下図が待機場所となります。(私はGブロック)


でもまぁ、東京マラソンを走った会社の先輩の話などを聞いて、
10分くらいでスタートを切れるだろうと軽く考えていました。

ここで、制限時間"6時間"について考えてみます。

6時間で42.195kmを走る。これでは間に合いません。
正確に言うと、15時までにゴールする。これが正解。
待機している間にもレースは始まっているのです。
そのため、スタート地点までに到達できる時間(ロスタイム)というのが、
今後のレース展開に大きく影響してくる、ということがご理解いただけるでしょうか。

私はそのロスタイムを10分と見積もっていました。
差し引き5時間50分が制限時間となるわけですが、7:30/kmで完走可能と試算していました。

このあと、計画がいきなり破綻するわけなんですが・・・



【スタート】
異変を察知したのは9時10分頃でした。

まったく待機場所から動く気配がない。

しかも放送で
「30分までにスタート地点を通過しないと失格になります」
と意味不明な言葉が発せられていました。
『え、スタート地点で切られるってあり得るの!?詐欺じゃね?』と私含め周辺がザワザワしはじめました。

結局スタート地点を過ぎたのは9時26分。失格4分前です。

スターターを勤めていた徳●さんに、
「早くしないと失格になるぞ!急げ!」みたいなことを言われつつ。
たぶんみんなカチンときてたんじゃないかと思います。行きたくても行けなかったんだよ、と。笑

なんにせよ無事スタートゲートは通過することができ、いよいよマラソンのスタートとなりました。

しかし、この26分というロスタイムは、あまりにも想定外でした。
既に私の想定とは16分も遅れており、次の関門までのペースを修正する必要に迫られるわけです。

下図が本マラソンにおける関門と制限時間、およびペースタイムを示した図になります。

10.8km地点にある第1関門を10:41までに通過しなければならないのですが、
26分のロスタイムがあると、なんと7分/kmでは間に合わないのです。
これはちょっと異常な気がするのですが・・・

生意気に次回以降の運営課題として提言しますが、

●運営上全く問題がなく、26分以上のロスタイムは想定内だったならば、
閉鎖時間があまりに厳しいのではないでしょうか?

●また、閉鎖時間を変えることができないならば、ロスタイムが異常であり、
運営上のミスまたは参加人数のキャパシティをオーバーしてるのではないでしょうか?




というわけで、事前に計画を練った、『序盤はペースを抑える』という作戦どころではなく、
『第一関門を気合で通過する』という作戦に強制変更させられました。


②へつづく