レース前日は疲れを残してしまっては元も子もないので、フローリア小屋（La Floria）まで軽く散歩。
万が一CCCで20時間切りとかをしてしまうと、暗い中でフローリア小屋を通過してしまうことになる。それではもったいない、ということで下見をしておいた（笑）
結構な急斜面（レースの時は激下り）だが、追い抜いていくランナーは皆スイスイと駆け上がっていく。うーん、さすがにレベルが高いね。
50分ほどでフローリア小屋に到着。小屋からの景色もなかなか良かったが、前日のインパクトが強すぎてあんまり感動はせず。ただ、綺麗で雰囲気の良い小屋を見れてよかった。
サッと折り返して下山する。 昼過ぎにはOCC(53km)の先頭がシャモニーに帰還。ぶっちぎりで優勝したXavier ThevenardはUTMFに参戦するそうだが、優勝はまず外さない気がするなぁ。
さすがにOCCではトレードマーク(?)のストックは持っていなかった。
お土産を探しに街へ出ると、昨日よりさらに賑わいを見せている。どうやら前日AM6時にスタートしたTDS（119km）の制限時間が近づいてきているようだ。
非常に盛り上がりを見せているゴールへ向かうとkusakaさんがちょうどゴールしたところだったので、激励しに声を掛けさせてもらった。
kusakaさんにTDSどうでしたか？と聞くと、「熱中症になった、水が無くなって地獄を見た、もう走りたくない」という有難いお言葉をいただき、明日のCCCが超不安になった（笑）とはいえ、非常に貴重なアドバイスを貰った気もする。
一通りお土産等の買い物を済ませて、早々に宿へ帰還し、翌日のレースの作戦会議を行うことにした。
事前に全く打合せしていなかったので、行き当たりばったりの依頼になってしまったが、なんとか方向性をまとめ、以下の約束事を取り決めた。
- 設定タイムは20hと23hを用意。ただし、適当に予想通過タイムを入れただけなのであんまり参考にしない。
- サポーターの移動バスは30分～1時間間隔で運行しており、ChamonixからChampex-Lacまで1時間半ほど掛かる。あと基本的にバスは予定通りに来ない。（乗換あり）
- Livetrailで通過時間をチェックしてChampex-Lacへ出発する時間を判断するが、Arnuva辺りでChamonixを出発しなければならないため、調子が悪い等状況連携はLINEを入れること。
- TrientとVallorcineでのサポートについては、（サポーターが）無事たどり着けるかわからないのであまり期待しないこと。(←!?)
なんと、サポーター都合によりサポートエイドが１ヶ所のみに限定される可能性を示唆されるというまさかの事態だが、それでもサポートしてくれるだけありがたい。
私はただひたすらChampex-Lacを目指して走るのみである。
あとは、エイドで食べたくなると思われるリゾットやカップラーメンと、後半用のジェル類をありったけサポーターに託す。
最後に自分のパッキングを済ませて、早めにベッドに潜り込んだ。
Day.4へ続く
